おもしろいです!
「学ぶからだ(?)」タイトルがいいですね。、「心身は不可分離だ」「何かを“しよう”とすることが間違いの元だ。正しいことは自然に起こる。我々は自分で自分の邪魔をしている。」というような、むしろ東洋的な概念なのに、著者はアメリカ人らしくいろいろなアクティビティにどんどんそれを応用しようとしていて、その応用する過程の自分自身の様子が、教える側ではなく、主に学ぶ側の立場として書かれているところがよいです。なので私は第3章「学習の仕方を学ぶ」が一番好きです。「歌うことを学ぶ」「ジャッグルを学ぶ」「速読を学ぶ」「書くことを学ぶ」など、著者がさまざまなことを学ぶためにアレクサンダー・テクニークを応用させているようすがとても興味深いです。しかもこれが、最初からうまくいくわけではなく、うまくいかなかった点や、試行錯誤の過程も丁寧に書かれているところがよいです。 たしかに理論的に理解しようとすると難しい面もあるかもしれませんが、私は難しく考えず読んで、なんというか元気がでました。
勧める自信は・・・
サブタイトルの「わかりやすいアレクサンダー・テクニーク入門」を信じて読むと後悔することになります。原著は、それなりに英語圏の人に判り易く書かれているのでしょうが、日本語訳があまりにも直訳的で、日本語になってません。それなりの覚悟をして読むことです。 何度も繰り返して読むとやがて判ってくるような感じです、 アレクサンダー・テクニーク関係本が日本では少ないので、苦労しますが、原著のいわんとするところを自分なりに解釈して読むと理解できると思います。 しかし、素人の方には、敷居の高い本です。ある程度の人の動きに精通してから読むべき本かもしれません。
着目すべき内容、しかし…
アレクサンダー・テクニークとは、有り体に言えば身体に無理のない動きをさせ、 それを管理することで身体はおろか、生き方まで変えてしまうボディ・コントロ ール法、ということらしい。なかなか興味深い内容ではある。 が、しかし、このアレクサンダーテクニークの指導資格者でもある訳者は、どうやら 日本語についてはずいぶんと無頓着らしく、そのため読みにくさは天下一品である。 具体的に言うと、内容はわかりやすい日本語による「意訳」ではなく、徹頭徹尾、 完全な直訳なのだ。だから英語力があって、英文表現に通じているような読者で あれば、それが何を言わんとしているのかを察することができる。しかし、そうで はない読者にとっては実に読みにくく、ところどころ日本語としても不可解な文章 があるのでテクニークを理解するのは難儀なこととなる。 本来「、」であるはずの読点がすべて「,」となっているのも気になるところ。 とはいえ、アレクサンダー・テクニークに興味を持たれる向きにとっては、挑戦し がいのある本ではある。おすすめするのは、まずはアレクサンダー氏の伝記の部分に目を通すことだ。ここで、とりあえずはテクニークがどのようにして生まれ、発展してきたのかということがよくわかる。とはいえ、誤訳としかいいようのない理解す るのに難解な直訳文と格闘する覚悟は必要である。
誠信書房
アレクサンダー・テクニーク入門―能力を出しきるからだの使い方 (実践講座) アレクサンダー・テクニックの使い方―「リアリティ」を読み解く ひとりでできるアレクサンダー・テクニーク―心身の不必要な緊張をやめるために 音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと―アレクサンダー・テクニークとボディ・マッピング アレクサンダー・テクニーク―姿勢が変わる・からだが変わる・生き方が変わる
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